今回はアプリについての見識を広げるため、株式会社アプリカを訪問し社長の森尾さんと会談させていただきました。

■プロフィール

・株式会社アプリカ

2010年6月設立。
数多くの大ヒット作品を世に送り出し続けている会社、アプリカさんを取材させていただきました。

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株式会社アプリカ代表 森尾さん

 

■様々なジャンルのアプリをリリースされていますが、全部でどのくらいの数になるのでしょうか?

50アプリはリリースしていますね。その中でソーシャルゲームが5-10%です。
アプリと一口に言っても色々な種類がありまして、Webブラウザ、スマホ、(iOS, android), Kindleを含むタブレット、Face bookなどのプラットフォームとの連携のサービスなど多岐に渡ります。アプリカとしては、アプリを出す「場所」は、どこでもいいと考えています。

 ■ズバリどのアプリが今熱いですか?

世の中のマーケットとしてはソーシャルゲームが一番大きいです。
その次にソーシャルゲームの出向という意味でスマートフォンのメディア、情報サイト、ブーストアプリ。
こちらはソーシャルゲームから広告費が落ちる場所でもあります。続いて、出会い系サイト、その次に電子書籍、その中でも細分化されていますね。

アプリカでは、大手企業とコラボして開発費も宣伝費も大規模なものから、カジュアルアプリで売り上げはあまり上がっていないけどアプリカだから作れるという世の中にあまりないアプリも、沢山生み出していきたいです。

ソーシャルゲームで売り上げを稼ぎながら、ゲーム以外のアプリもあえて戦略的に作っていく、というのがアプリカの他とは違う企業価値だと考えています。
ユナイテッドさんがやっている「CocoPPa」なんかも、売上貢献以上に株価を押し上げている要因になっているいい事例だと思います。

ちなみに、ちょうど2/25に新カジュアルアプリ「こすって育てる!てんがっち」をリリースしました。

アプリカ

「こすって育てる!てんがっち」

■今後のアプリ業界の予測はしていますか?

動きの速い業界なので半年後、1年後ですごく変わります。予想は厳しいので、流行の予測よりも、自分たちで面白いと思うものを作っています。因みに、紙1枚に社員が思いついた企画を自由に出せる「ペラコン」という会が週に1度あります。

■アプリカさんの強みを教えてください。

企画力、速度、技術力ですね!
アンドロイドアプリの開発には短いものは1日で作ったりします。

■企業の経緯をお聞かせください。

タイミングと勢いです(笑)。
ちょうど、mixiでのアプリが伸び始めて、日本でもソーシャルゲームの波が来ると感じた外部環境が一つ。
もう一つは今後についてのキャリアを考えたこと、です。

前職も上場企業でモバイルゲームのプロデゥースをやっていたのですが、このまま会社に所属して経験を積んでいくよりも、リスクを負って経営者としてマネジメントに振り切るほうが、自分にとっていいと思いました。同じ1年でも、経営者としてマネジメントする立場では中身が濃くなると考えました。
今振り返るとその選択は正しかったなと思っています。

■沖縄に拠点があるとの事ですが、もしかして沖縄ご出身ですか?

いいえ、実は全くゆかりの無い地で、たまたま知り合いに声を掛けられたのがきっかけです。沖縄だと、名字で沖縄出身ではないと地元の人にばれ、地元の人のほうが、沖縄で仕事をしやすい場合が多々あるので(笑)沖縄出身の人に沖縄の会社の社長になって欲しいなと募集もしているのです。

最近では、沖縄の、視聴率15%のローカルテレビ「メルコミうちなー情報バラエティー Hi-Pu-Hop!ひーぷー☆ホップ」に採用の兼ね合いもあり5分間のレギュラー枠を置いています。番組とコラボして番組オリジナルFacebookアプリ『ひ〜ぷ〜診断 〜だからあなたは結婚できない!?〜』もリリースしました。今後もジャンルを問わず色々なアプリを作っていく予定だそうです。

ピープー

『ひ〜ぷ〜診断 〜だからあなたは結婚できない!?〜』

おまけ

アプリカさんの新宿オフィスの前、この後ろ姿は誰でしょう?

 

正解はプライベートでも森尾さんと仲良しの取締役 小田です!

 

以上、

どんどん楽しいアプリを開発していくアプリカさん、当社イー・ガーディアンもカスタマーサポートなど、アプリ業界に強いサービスを持っていますので、よろしくお願いします!

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