本日は、広告管理におけるマルチタスクや同時進行案件管理を解決した事例をお送りいたします。

広告代理店やメディアレップ、ブランド広告主など広告案件を数多く抱える方々は、各所からメールで届く入稿や申請についてお困りではありませんか?

  • メールでの依頼内容をExcelなどの案件進捗管理資料に転記するのが大変...
  • 誰が対応しているのか・現在の対応状況はどうなっているのか、の情報管理が煩雑、又は、できてない... 

先日、これらの課題を広告審査業務で抱えるお客様に、Redmine(レッドマイン)を使ったシステムソリューションを短期間で構築・提供しましたので紹介します。

この仕組みにより、媒体・広告のチェックは勿論、取引先調査・与信調査も実施する管理部門の方々がお客様で、どの部門から・何の審査申請が・幾つ未完了で・誰が対応しているのか、簡単に管理できるようになり、満足をいただいております。

 <イメージ図>
審査ツールイメージ

今回ご紹介するツールを含む広告入出稿管理サービス概要はこちら



そもそもRedmineとは?

Redmineとは「オープンソースのプロジェクト管理ソフト」です。

このソフトを使うと、複数人によるタスク管理・進捗管理・情報共有がオンライン上で簡単にできるようになります。具体的に言いますと、タスク(やらなきゃイケナイこと)を一覧化し、

「基礎情報」

  • 誰が
  • いつ
  • どんな内容で
  • 起票したのか

「対応情報」

  • 誰が
  • いつ
  • どんな対応をして
  • どんな状況(ステータス)なのか

といった事を、見やすく誰でも同時に管理することができます。(ファイルやリンクの挿入も可能!)

また、メール通知機能(これが便利)があり、新規タスク登録時や、登録情報変更時にはすぐ把握が出来るので、抜け漏れなく全体と個別案件の管理が可能になります。

このツールは、私を含むシステム開発などのITプロジェクトで多く使われている印象を持っていました。





広告審査業務へのRedmine転用

今回お客様から課題をお聞きする中で、数多くのタスクを抱え同時進行する事が多いシステム部署との親和性を感じた事が、Redmine提案のキッカケになっています。
私自身もエンジニア歴が長く、イーガーディアンではネットパトロールを始め多くのシステムを提供している関係もあり、結果的に自動化・効率化ノウハウを社内でも保持することとなりました。

そのノウハウとお客様とのディスカッションを通じて、プロジェクト管理に使われるRedmineを広告審査の業務システムに転用してシステム構築・提供できたことを嬉しく感じています。

上記例は広告審査に関してですが、情報の一覧管理するのは他業種などでも同様だと考えています。

ゼロベースから新規に業務システムを構築するより、格段に短い期間・少ない費用で構築することができますので、ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問合せください。
ヒアリングをさせていただき、お力添えができると考えています。

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