こんにちは!イー・ガーディアン ソーシャルメディアチームです。

皆さん、12月19日は何の日でしたでしょうか・・・。そう、ワールドカップ決勝戦です!!朝が早いにも関わらず、「気づいたら夜通し観てしまった!」なんて方も多かったのではないでしょうか。アルゼンチンが36年ぶりの優勝を遂げましたが、日本代表の活躍も素晴らしかったですね。

今回は、そんな世界中を熱くした「FIFA ワールドカップ カタール 2022」のSNSの盛り上がりを調査しました!ソーシャルチームならではの視点で、注目された試合、話題となった選手の話題量比較などをしていきます。イー・ガーディアンのサッカー好き社員が総出で取り組みましたので、ぜひ最後までお付き合いください。

■「ワールドカップ」の話題量推移

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※調査期間:2022年11月13日~12月19日
※調査地域:ワールドワイド
※調査媒体:Twitter
※RT含む
※投稿数はサンプリング結果からの推定値

まず、ワールドカップ期間全体の話題量を調べてみました。2週間の話題量は実に約9千万件(RT込み)という結果に。毎日試合が行われたグループステージは、一定の話題が続いていましたが、ノックアウトステージになるとメリハリが出るようになりました。ベスト16、8、4と徐々に話題量が増え、決勝のアルゼンチン対フランス戦ではTwitterの盛り上がりが最高潮に達しています。

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こちらは国別の話題量をあらわした世界地図です。青色が濃い国ほどワールドカップ関連のツイート量が多かった国になりますが・・・真っ青ですね!Twitterのユーザー数は国ごとにかなり差がありますが、世界中でまんべんなく話題にされていたことがよくわかります。

日本のTwitterユーザー数は世界でも有数と先日イーロン・マスク氏の投稿でも話題になりましたが、今回のワールドカップでも北米・南米と匹敵するボリュームを記録していました。

なお、今回ヨーロッパでは比較的注目度が低いという事前の報道も一部でみられましたが、出場国を始めほぼ全域でしっかり会話されていました。

スペイン語も・・・

タイ語も・・・

ドイツ語も・・・

英語も・・・!!

■日本での「ワールドカップ」の盛り上がりは?

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日本で最も話題となっていた試合は、12月2日の日本対スペイン戦。午前4時キックオフという早朝にも関わらず、100万件を越える話題量を記録しています。グループEはノックアウトステージ進出が最終戦までもつれこんだこともあり、睡眠よりサッカーが勝った皆さんが多かったようです。

一方、惜しくも黒星となったコスタリカ戦の話題量は全試合の中で最小となっています。ネガティブなものほど拡散されやすい印象のSNSですが、ワールドカップでは勝利の喜びや興奮など、ポジティブな話題での盛り上がりが大きい結果となりました。

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※調査期間:2022年11月13日~12月19日
※調査地域:日本
※調査媒体:Twitter
※RT含む
※投稿数はサンプリング結果からの推定値

次に、選手別の注目度を調査。SNS上で最もつぶやかれた選手は、三笘薫選手でした。話題量515,324でダントツの1位となっています。ドリブルの突破力や、スペイン戦でVAR判定となったアシストが注目されたようです。ボールが僅かにラインにかかっているとして有効となった神アシストには、世界中がしびれました。

2位は話題量431,387で今大会2得点をあげている堂安律選手。3位は話題量387,892で田中碧選手でした。『ブラボー』で話題となっていた長友選手は、意外にも7位という結果となっています。上位の田中選手、前田選手、浅野選手は今大会で1得点しており、得点に多く絡んだ選手ほど話題量は多くなっている印象です。

■注目が集まった”ワールドカップ決勝戦”の話題量は?

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※調査期間:2022年12月18日 23:00~12月19日 4:00
※調査地域:ワールドワイド
※調査媒体:Twitter
※RT含む
※投稿数はサンプリング結果からの推定値

ワールドカップ決勝戦は、アルゼンチン対フランスでした。日本時間深夜0時にキックオフでしたが、リアルタイムでご覧になられた方も多いのではないでしょうか。延長戦、さらにはPK戦にもつれ込む、両者譲らない熱い戦いとなりましたね!

話題量の伸びが見られたのは、やはり得点が入った時でした。なかでも注目のメッシ選手がPKやシュートを決めた際にはSNS上でも盛り上がりが見られました。

2-2のまま迎えた延長戦の後半3分、メッシ選手が追加点を入れると、話題量が約67,000件/分まで跳ね上がり、決勝の時間帯の最高値を記録しました。(※試合終了時を除く)

そして、このメッシ選手のゴールが決勝点になるかと思いきや、延長後半13分にエムバペ選手が土壇場で1点を決め、試合はPK戦へ。延長戦後半からPK戦の終盤の盛り上がりとともに、徐々に全体話題量が増加し、2:30以降は平均して25,000件以上の投稿量がありました。

アルゼンチンの勝利が決まると、瞬間的に125,000件の話題量を記録。様々な人々から祝福の声が寄せられました。

■世界で注目が集まったのはやはりあの選手!!

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※調査期間:2022年11月13日~12月19日
※調査地域:ワールドワイド
※調査媒体:Twitter
※RT含む
※投稿数はサンプリング結果からの推定値

海外選手別に関しては、一目瞭然。圧倒的な話題量でメッシ選手が1位となっています。なんと、2位のエムバペ選手と話題量6,000,000以上の差をつける結果に。強豪選手がこれだけいる中でのこの結果、主要タイトルで唯一獲得できていなかった、悲願のワールドカップ優勝に世界中が注目しました。

2位のエムバペ選手は話題量1,302,174と、3位に900,000近く差をつけていますが、3位以降はかなり僅差となる結果でした。日本でも知名度の高い選手は、世界各国で話題となり、注目されているのが分かります。

5位以降の選手を見てみると、イヴァン・トニー選手を除いて、全てブラジル代表となっていました。今回ブラジルはベスト8で敗退してしまいましたが、決勝進出のフランス・アルゼンチンより注目された選手数が多いのはさすがサッカー王国ですね。

以上、「FIFA ワールドカップ カタール 2022」のSNS上の話題量調査結果でした!

■まとめ

熱い戦いが繰り広げられた一ヶ月間、ワールドカップが世界共通の話題となっていることがとてもよくわかる結果となりました。SNSでは世界中で関連話題がリアルタイムで盛り上がっている様子がよくわかり、みていてとても楽しかったです!

もしSNS上での話題量調査に興味がございましたら、ぜひ「こちら」からご覧ください。
引き続き、SNS上のさまざまなトレンドを観測していきたいと思いますので、今後もお見逃しなく!

最後に、読んでくださった皆さんに伝えたい。ブラボー!!

■注釈

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