2026年6月2日から4日にかけて、沖縄にて「マーケティングアジェンダ2026」が開催されました。国内外からトップマーケターが集結し、最前線の事例や知見が共有される熱気あふれる3日間となりました。
イー・ガーディアンは本イベントのランチタイムセッションに登壇。日々複雑に変化する広告表現やSNSルールの最新動向を、参加者の皆様に楽しく再確認していただくため、スマートフォンから回答できる「ガーディアン クイズ」を実施しました。
■全問正解は17.3%!多様なルールを全て網羅する難しさ
今回のクイズには、会場にいらした方のうち、104名の皆様がご回答くださいました。マーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナルが集う場でしたが、全問正解者の割合は17.3%(18名)という結果になりました。今回はあえて多様なジャンルの問題を横断して出題したこともあり、ご自身の専門外の領域となると、判断に迷われた方も多かったのではないでしょうか。
法律や各プラットフォームのガイドラインは領域ごとに細かく分かれており、これらを一人のマーケターが全て網羅するのは非常に困難です。さらに、新しい規制の誕生やガイドラインの改定も頻繁に行われるため、常に最新情報をキャッチアップし続ける大変さが、この結果からも見えてきます。
ここからは、実際の設問と正答率を見ながら各領域で気をつけたい 4つのポイント を解説していきます。
■各領域で気を付けたい「4つのポイント」
① 一般化粧品の広告表現(正答率51.9%)
今回、最も判断が分かれたのが「一般化粧品(シャンプー)の広告において『NG』となる表現はどれ?」という問題です。正解は「② 毎日のシャンプーで、根本からの髪質改善へ!」でした。 化粧品広告における効能効果の表現範囲は、薬機法(医薬品医療機器等法)などにより厳格に定められています。「髪質改善」のように、化粧品の本来の効能を逸脱して体質そのものが変わるかのような表現はNGとなる可能性が高いため、クリエイティブ制作時には細心の注意が必要です。
② パッケージの果汁表記ルール(正答率63.5%)
続いて、「オレンジ果汁2%の飲料パッケージ。大きく使っても『OK』なものはどれ?」という問題。 正解は「③ 図案化されたイラスト」でした。 景品表示法において、消費者に誤認を与える表現は禁じられています。果汁割合が少ない(例えば5%未満など)にもかかわらず、リアルな果実の断面写真や、本物のような質感のイラストをパッケージに大きく使用すると、消費者が「果汁がたっぷり入っている」と優良誤認する恐れがあります。
③ キャンペーンの「好評につき延長」(正答率66.3%)
「期間限定のキャンペーンを延長したい。『リスクの低い』対応はどれ?」という問題で、こちらは今回最も正答率が高くなりました。 正解は「③ 予定通り一旦終了し、一定期間を開けて再実施」です。 「好評につき期間延長!」と安易に同じ条件で継続したり、初めから終了日を書かなかったりする行為は、消費者の「今買わなければ」という心理を不当に煽る「有利誤認」にあたるリスクがあります。
④ インフルエンサーのSNS投稿(正答率54.8%)
最後に、「インフルエンサーにSNSで商品をPRしてもらう際、『最もリスクが高い』対応はどれ?」という問題。 正解は「① 投稿文の末尾に#PRと記載」です。 近年施行されたステマ(ステルスマーケティング)規制により、広告であることの明示がより厳しく求められています。大量のハッシュタグの中に埋もれるように末尾に「#PR」と記載するだけでは、消費者に広告と認識されづらく、不十分とみなされるケースが増えています。冒頭への明示や、各SNSプラットフォームが提供するタイアップ投稿ラベルの活用が推奨されます。
■変化し続けるルールに対応していくために
薬機法や景表法、各プラットフォームのガイドラインなど、マーケティングを取り巻くルールは年々厳格化しています。そのため、「NGを恐れるあまり無難な表現に落ち着いてしまう」「ルールにがんじがらめになって身動きが取れない」と悩まれるマーケターの方も多いのではないでしょうか。
「ルールをしっかりと遵守しながらも、商品の魅力を最大限に伝えるための『安全な表現の幅』はどこまでなのか?」――現場の皆様が一番知りたいのは、そうした実践的なポイントかと思います。
イー・ガーディアンは、日頃から膨大な広告クリエイティブの審査サポートやSNSモニタリングを行っています。その中で蓄積された「各メディアやプラットフォームの審査で弾かれやすい表現の傾向」や、「コンプライアンスを守りつつ、魅力を落とさない言い換えの事例」など、現場のリアルなデータに基づく“実務的な知見”を豊富に持っています。
「この表現で審査に通るだろうか?」と迷ったときの壁打ち相手や一次スクリーニングとして、ぜひ私たちをご活用ください。マーケターの皆様がルールの枠組みの中で萎縮することなく、最大限のクリエイティビティを発揮し、本来のマーケティング活動に専念できるようしっかりとサポートいたします。
広告・SNS表現に関する不安やお悩みをお持ちの方は、ぜひこちらよりお気軽にご連絡ください!
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薬機法・景表法などの専門知識を持つスタッフが、各プラットフォームの規約に基づいた広告審査を代行。LP、バナー、チラシ、動画など幅広く対応可能です。
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