ソニーグループで培った技術力をベースに、DSP「Logicad」をはじめ、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」、テレビ視聴データ活用広告配信サービス「TVBridge」など、多様なマーケティングテクノロジー事業を展開するSMN株式会社。
同社のメディアリレーション課では、年間でLP約6,000〜7,000件、広告クリエイティブ約80,000素材に及ぶ膨大な広告審査が発生しています。その中で、法律の解釈が難しい高難度な審査業務においてイー・ガーディアンの「広告審査代行サービス」を活用。導入の経緯や具体的な効果について、商品企画部 メディアリレーション課の坂口様・小川様にお話を伺いました。
導入の背景
急増する審査案件。「品質」と「対応力」で頼れる1社へ集約
- 当社はDSP「Logicad」をはじめとした広告事業を展開しており、我々メディアリレーション課では、メディアパートナーとの折衝や広告審査を専門に担っています。もともと親会社であるソニーネットワークコミュニケーションズのポータル広告枠のマネタイズを担っていた背景もあり、早くから独自の掲載基準を設けて広告の品質担保に努めてきました。広告事業者として厳格な審査基準を保つことは当然の責務だと考えています。
- しかし2019年から2020年頃にかけて、大手メディアによるアフィリエイト広告への規制が強化されたことで、他社で否認された案件も含めて当社に審査依頼が急増し、対応リソースが限界に達しつつありました。日常的な審査は社内で対応できるものの、薬機法や景表法などが絡む解釈の難しいグレーゾーンについては社内だけで判断するのが難しく、専門機関の知見が不可欠でした。
- 案件急増時はイー・ガーディアンさんを含む複数社に分散依頼して対応していましたが、急増の波が落ち着いたタイミングで業務運用を整理し、より深い連携を図るために委託先を1社に絞り込むことになりました。
坂口様
- 比較検討の末、年間8万件を超える当社の全体審査規模を理解したうえで、スピーディーに対応していただける「対応力」と「コストパフォーマンス」、そして行政案件も手掛ける「厳格な審査品質への信頼」が決め手となり、イー・ガーディアンさんへの一括委託を決めました。
具体的かつ明確なNG指摘で、広告主との連携がスムーズに
小川様
- イー・ガーディアンさんの審査体制を導入して最も助かっているのが、「具体的かつピンポイントなNG箇所の指摘」です。単に「薬機法に抵触する表現がある」といった大まかな指摘ではなく、該当する具体的な表現や箇所を明確に挙げてくださいます。そのため、営業担当者が広告主様へ修正依頼を出す際も「どこをどう直せばよいか」がひと目で伝わり、現場のコミュニケーションロスが劇的に解消されました。また、外部専門機関による客観的な根拠に基づいてNG理由を提示できるようになったことで、広告主様からの「なぜ他社では出稿できるのにダメなのか」という問い合わせに対しても自信を持って説明できるようになり、営業現場での無用な摩擦が大きく軽減しています。
- さらに、締め切り時間を過ぎた夕方以降の急な依頼や「どうしても即日で確認したい」というイレギュラー案件にも親身に対応していただける柔軟なサポート体制も非常に心強いです。担当者の方々と気軽に相談・ディスカッションができる関係性が構築できていることに加え、消費者庁などの最新指摘事例をまとめた毎月のレポート共有など、専門家ならではのナレッジ提供も当社の審査品質向上に大きく役立っています。
AI活用を見据え、最新トレンドを共有し合えるパートナーへ
- 現在はスプレッドシートを中心に運用を行っていますが、今後は「過去の指摘傾向」や「繰り返し発生するNG表現」をデータ化・ナレッジ化し、さらなる業務効率化を図りたいと考えています。その一環として、機械学習やAI技術を活用した審査の自動化など、技術的なアプローチについても情報交換を重ねていきたいです。
- また、金融商品取引法や暗号資産といった規制が厳格化する領域の動向や、「攻めたクリエイティブ表現の限界線」「注視すべき危険事例」など、業界の最新トレンドについても引き続き共有いただけると有難いです。単なる業務の委託先にとどまらず、最新ノウハウを共有し合いながら互いの価値を高め合えるパートナーとして、今後ともよろしくお願いいたします。
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