こんにちは!イー・ガーディアン ソーシャルメディアチームです。

 ソーシャルリスニング第七弾は、コンシューマーゲームのSNS話題について。据置型ゲームに焦点を当て、世界トップシェア3社の話題を機種別に比較してみました。

安定人気のPlayStationと急上昇中のNintendo Switch

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※調査期間:2013年1月~2020年1月 (週間)
※調査媒体:Twitter
※RT含む / キャンペーン関連投稿を除外

 2013年以降、PlayStationは常に安定した話題数を維持しており、2014年の「PS4」発売から6年経った現在も話題がじわじわと増加しています。最近も、異なる機種間で通信を行う「クロスプレイ」が一部解禁された他、次世代機のロゴが発表されるなど続々と新情報が公開されており、2020年末の「PS5」発売まで話題の波が衰えることはなさそうです。一方の任天堂について、2006年に発売したWiiの話題は比較的落ち着いていた様子ですが、2017年Nintendo Switchの発売により投稿数が急増しました。その後、昨年11月に「ポケットモンスター ソード・シールド」が発売、「カポエラー」や「ワンパチ」といったキャラクター関連のツイートが大きく拡散し、PlayStationの話題量を超えています。

Xboxは他2機種と比べ突出した話題は見られないものの、ファンによる機能面や映像美を称賛する投稿が度々注目を集めています。2014年にはこんな声も投稿されました。

ハード別話題傾向は?

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※調査期間:2013年1月~2020年1月(内、1万件の投稿を抽出)
※調査媒体:Twitter

常に安定した話題量を保つPlayStationの話題内容1位は「Live」となりました。プレイ動画の配信は、ニコニコ・ツイキャス・YouTubeといった多様な動画媒体で主要な配信コンテンツとなっています。特に近年「ユーチューバー」の登場などで動画配信界隈が更に盛り上がりをみせる中、SNSでの話題喚起において大きなポイントとなっているようです。

対して任天堂の話題はNintendo Switchの「発売」に関する投稿が最も多くなりました。ハード名に付随してポケモン、スプラトゥーン、ゼルダの伝説といった有名タイトルに関する話題も目立っており、PlayStationと比較してより「ソフト内容」に注目した話題が多くなっているようです。

Xboxは話題数としては他機種には及びませんが、頻出単語には「楽天」「エディション」「セール」といった本体や販売情報に関する投稿が上位に上がっており、ユーザーの購入に対する関心がうかがえます。

最もバズった投稿とは?

一般ユーザーによる投稿のうち、機種ごとのトップリツイートは以下の通り。いずれもゲーム動画・画像でしたが、そのゲームに詳しくないユーザーも理解できるユーモアのある内容でした。 こういったバズも、未プレイユーザーへのプレイ喚起に重要と思われますね。

  • PlayStation
  • Nintendo Switch
  • Xbox
  • 以上、スマホゲームに続いて、コンシューマーゲーム機に関するSNS話題傾向でした。

    以前は一人や家族、仲間内で楽しむことが多かった据え置きゲームも、オンラインプレイやクロスプレイ、生配信、ユーモアシーンのツイートといった「共有」が盛り上がりに不可欠な要素となり、SNSとの関係は今後もより深いものになっていきそうです。

    ※Nintendo Switch、Wiiは、任天堂の商標です。
    ※"PlayStation”、”PS4”、”PS5”は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。
    ※"Xbox"は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

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