こんにちは!イー・ガーディアン ソーシャルメディアチームです。
ソーシャルリスニング第13弾は、Twitterで”大バズ”を連発している100円ショップの商品について。なぜSNSで注目をされているのか、トピックと特徴を探ってみました。

■「100円ショップ 関連」話題量推移

昨年1月から今年5月にかけて投稿された100円ショップ関連の投稿は、およそ1,200万件。その内半数の約600万件はリツイートとなっています。1日あたりの平均話題量はおよそ2万件で、日常的にとても多くの話題が発生していることが伺えます。拡散された投稿の多くは100円ショップファンによる商品紹介がメインとなっていました。

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※調査期間:2020年1月~2021年5月(日次推移)
※調査媒体:Twitter
※調査KW:100円ショップ,100均等の一般的な呼称、代表的な店舗名よりノイズを除外。
※RT含む

■人気商品リツイートランキング

では、実際にどんな商品がTwitterユーザーに注目されているのでしょうか。
2020年1月から2021年5月に投稿された一般ユーザーによるツイートの中から、リツイート数トップ5を紹介します。

1位 5.2万RT 「排水溝カバー」

2位 4.3万RT 「円形フォトフレーム」

3位 4.2万RT 「もしもノート」

4位 4.1万RT 「不織布マスク」

5位 3.9万RT 「アルファベット『F』の置き物」

2020年1月以降、1万リツイートを超えた一般投稿はなんと60件以上。1,000リツイート以上を獲得した投稿は、約500件にも上っていました。プレゼントキャンペーン等を除き、小売店関連でここまで頻繁に“バズる”テーマは他にはちょっと思い浮かびません。

■話題化の傾向は?

1万リツイートを超えた商品紹介ツイートをみていくと、反響商品のトレンドが浮かび上がってきます。

  • ”オタク向け“グッズ管理、同人活動、コスプレなどの趣味に便利
  • 本来の用途ではなく応用、アレンジが可能
  • 100円とは思えないアイテム
  • カワイイ

中でも、”オタク活動”などの趣味に活用できる商品には特に注目が集まっています。

  • キャラクターが描かれた缶バッジ、コースター、A4クリアファイルの収納にジャストサイズな写真立て
  • 同人誌を装丁できる中綴じホッチキス
  • かさばるゲームコントローラーをうまく収納できる“F”
  • フィギュアスタンド

などなど、“ありそうで無かった““かゆいところに手が届く“商品の数々に、「100円ショップはオタクの味方」との認識が定着。それぞれのショップに対する好感度もとても高そうでした。

以上、100円ショップはTwitterと親和性の高い“趣味”関連商品を起点に話題化しており、認知度・売上アップにも大きな効果があったことが予想されます。日々「こういう商品をみつけた」「これは便利」「こういうの無いかなあ」と生活・趣味のヒントになりそうな話題が挙がっているSNSの100円ショップ関連トピックについて、皆さんも注目してみてください!

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※注釈
文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

画像出典元 : www.freepik.com

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