ユーザー書き込みチェック(投稿監視)って何だろう。

インターネット風評調査って何だろう。

そもそもご存じでない方は勿論、実際にそれぞれの業務遂行やサービス利用をした方でもポイントをご存じでなかったりしませんか?

本日は、従来から行われているユーザー書き込みチェック(投稿監視)と、最近話題に上るようになってきたインターネット風評調査を業務プロセスの観点から比較して解説いたします。

まず、ユーザー書き込みチェック(投稿監視)とは




コミュニティサイトにユーザーが書き込む(投稿する)テキストや画像、動画などを基準に則りチェックし、不適切と判断される書き込み(投稿)を報告・削除する業務です。
サイト上の違法な書き込み(投稿)や違法行為を取り除き、サイトサービスをユーザーが安心・安全に利用する為の施策となります。

ユーザー書き込みチェック(投稿監視)の詳しい説明は、こちら

 

次に、インターネット風評調査とは


SNSなどソーシャルメディア上に書き込む(投稿する)膨大な情報を収集・整理・分析し、レポートする業務です。
企業・製品・ブランドに対するユーザーの声を抽出し、製品・サービスの改善やユーザーへの提供価値向上をする為の施策となります。

インターネット風評調査の詳しい説明は、こちら

 

何が違う?ユーザー書き込みチェック(投稿監視)とインターネット風評調査

前述しました各々の業務概要をプロセスで比較すると、下記となります。

データ収集・情報判定(フラグ分け)・報告という大きなプロセスでは、殆ど同じ事を実施しています。
メインで報告する粒度が決定的に異なります。

  • ユーザー書き込みチェック(投稿監視)は、個別書き込み(投稿)
  • インターネット風評調査は、傾向分析なのでサマリ数値

なので、
インターネット風評調査では分析というプロセスが存在し、それぞれに合った処理プロセスやツールを活用することで、膨大なデータを的確、且つ効率的に処理する事が可能となります。
 

どう使う?業務サポートツールについて

業務プロセスが殆ど同じでも、目的に応じて作業効率をどこまで求めるのか、情報の保持形態をどうすれば良いのか、というのは変わってきます。従って、弊社では業務で利用するツールを目的に応じて使い分けています。

弊社が開発した業務サポートツールを目的別の事例で紹介いたします。

1.ユーザー書き込みチェック(投稿監視)

作業品質落とさずに効率的(スピーディー)に一つ一つの書き込み(投稿)を不適切かどうかのフラグ設定をするのに特化したE-Tridentを利用。
高速処理設計のオペレーション画面・機械判定のフィルタリングで、効率的な書き込みチェック(投稿監視)を実現します。

E-Trident(現:kotonashi)の詳しい説明は、こちら

2.チャイナソーシャルリスニング

新浪微博(Sina Weibo)の"つぶやき"から企業・ブランド・製品などに対するユーザーの生の声を抽出してレポートする業務。
Facebookページ・Google+ ページ運用で情報をグルーピング・レポートするのに特化したSocialDashboard+ を流用。
中国におけるサービス展開の反応・製品に対する意見を抽出し、製品・サービス展開方法の改善に反映→購入者拡大のGoodサイクルに貢献。

SocialDashboard+ の詳しい説明は、こちら

3.アプリユーザーVOC(Voice Of Customer)分析

あるゲームアプリのコミュニティサイトからユーザー書き込み(投稿)を取得し、不適切かどうかのフラグ設定だけでなく、ユーザーの声を抽出してレポートする業務。
E-Tridentをカスタマイズして、書き込みチェック(投稿監視)+ VOC分析を実現。
アプリの不具合情報・不正行為情報や、イベントなどの運営に対する意見や要望を抽出し、アプリや運営の改善に反映→ユーザー拡大のGoodサイクルに貢献。

弊社の専門性を有するオペレーターを合わせて相乗効果が出ますが、ツールだけの提供もしております。ツールやシステム導入のアドバイスや導入支援が行えることも弊社の強みとなっておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

コミュニティサイト運営や風評調査など、目的に合わせた業務・ツールのご提案をいたします。

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